No.40 人生の秘訣

日めくりカレンダーに書いてある言葉を、時々じっくり読んでいます。
--------------------------------------
道にただ
身をは捨てむと
思ひとれ

かならず天の
たすけあるべし

「自分が信じる正しい道を命を捨てる覚悟で進め。そうすれば必ず天の助けがあるはずだ」

これ以外に自分が生きる道はないと思い定めて、必死になって努力すれば、やがて天もその人を助けざるをえない状況になるといいます。天の助けとは、努力の結果周囲が見えるようになり、能力が研ぎすまされ、その時々における最適な判断が行えるようになって信じられないほどの成果を生むことをさします。(日めくりカレンダー 島津いろは歌より)

島津いろは歌とは、島津家中興の祖と称せられる島津忠良(日新公・じっしんこう)が島津家統一を果たした天文十四年(1545年)頃に、戦を通じて学んだことやそれまでの人生経験、そこから得た知識、知恵を歌に託して詠んだものです。人としての道、人の上に立つものの心得をはじめとする日新公の教えは後の島津家の「郷中(ごじゅう)教育」にもその精神が受け継がれ、西郷隆盛や大久保利通といった明治維新の志士たちにも大きな影響を与えました。
--------------------------------------
「人事を尽くして天命を待つ」という言葉があります。

人間として全力を尽くし努力をしたら、あとの結果は天にお任せしましょう。天の導きに委ねましょう。人として出来るかぎりのことを精一杯やったら、あとのことは気にしない。先のことをあれこれ考えない。取り越し苦労をしない。

私たちに出来ることは、今を一生懸命に生きること。今この瞬間に意識をしっかり注ぐこと。朝目がさめてパッと仕事のことが頭に浮かんだり、人間関係のことが浮かんだり、クレーム処理のことで気が重くなったり・・・・いろいろなことが次から次へと出てくることがあります。
でも、自分に出来ること、しなければならないことは、気力を振り絞って今日の午前をしっかり生きること。
それが出来たら、お昼ご飯をよく噛んでちゃんと食事をとること。
午後も気合を入れて夕方までしっかり務めを果たせるように力と意識を注ぐこと。
そこまで出来たら早めの帰宅を心がけ、寝る前に今日一日を振り返り、内省と感謝の気持ちを整理して、天に語りかけ、明日のことは考えず、早めにねむること。休養に努めること。

先のことをあれこれ考えない。無心、無欲で生きる。その繰り返し。振り返ってみるとアッという間の一年!アッという間の50年!アッという間の一生なのかもしれません。

人生の秘訣は、今を大切に生きること。笑顔で。

真実一路

日常のできごとを、できるだけ深く広く見て、感じたこと考えたことをそのまま書いていきます。 読者の方の気づき、変化、行動、成長のきっかけになれば幸いです。(毎週金曜日 更新) 当サイトは、リンクフリーです。